後悔先に立たずですが、後悔を先取りしよう-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが初めの一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
昔の人々
先人たちは我々に宝を
残してくれています
それは
ことわざです
今日クライアントの
次期の数字シミュレーションを
行いました
過去の実績と
将来必要な利益を
にらみながら数字を
シミュレーションします
まず固定費から予測数値を
固めていきます
固定費の中で大きい数字は
人件費です
まず社員さんが安定して
生活ができる人件費を
積算していきます
人件費については
既存社員の給与を
15%アップしています
社長は
前期に社員の2人退職分を
3人採用しています
社長さんは
人件費投資をやり過ぎたかと
悩んでいらっしゃいました
固定費を予測した後に
粗利益を計算します
粗利益については
2年の月日をかけて
5本の矢を放っています
1の矢 粗利率向上
2の矢 処理スピードアップ
3の矢 コミュニケーション力
4の矢 人材育成スピード化
5の矢 考え方教育
合計5つの矢を放っています
そのためか
今年の予算編成は楽でした
いつもは
粗利益を稼ぐために
四苦八苦されていました
5本の矢のおかげで
かなりの利益が見込める
こととなりました
まったく
無理のない計画です
新しく入った新人には
すでに育成マニュアルが
準備されています
いつでも
即戦力として活躍できる
仕組みです
社長は人の採用により
数字がどう変化するかが
ご不安のようでした
今回は
次期シミュレーションの結果
お金が残る予測結果となり
安心され喜ばれています
もしこれが
人の採用により大きな赤字が
出るようでしたら大変です
今さら
人を解雇するわけにも
いきません
さりとて
赤字となり資金ショートする
わけにはいきません
「後悔先に立たず」です
どの数字がどう変わると
最終利益はどうなるか?
これが見えると見えないでは
経営に大きな影響が出ます
「後悔先に立たず」を
コトバンクで調べました
あらかじめ後のことを考えずに
事にのぞみ後で失敗を悔いても
始まらない
大変な事になる前に熟慮せよ
という戒めです
あらかじめ
数字で予測計算すれば
実害はなくなります
先にシミュレーションで
後悔は先に立ってくれます
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます