笛吹けど踊らず・人事の悩みを解決する方法-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが初めの一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
仕組みをつくります
笛吹けど踊らず
こんな言葉があります
私が6年前に事務所改革を
行うときの状況です
当時は事務所体制の改革の
話を何度も何度も社員さんに
伝えていきました
状況は世に言う
総論賛成
各論反対です
事務所改革のその先に
明るい未来があることを
力説もしました
しかし実際に
その改革が自分の身に
迫ると反対の声が上がります
理想の追求の話をしても
なかなか協力者は
現れません
孤軍奮闘という言葉が
当てはまりそうです
そんな中
協力者を一人・二人と
増やすのがやっとでした
旗を振っても
そう簡単には動いて
くれないのです
社員さんが今までの
やり方を手放すことは
かなりの苦痛になります
組織改革のビジョンを見せ
踊り方を丁寧に説明し
成功事例を共有していくこと
新しいプロセスを実行し
不具合が起きれば意見を
聞きながら修正すること
さらに
業務プロセスが変更に
伴い追加すべき能力も
必要になります
現場の小さな意見を大事に
聞きながら不具合を解決して
いくことが大事です
新しい業務プロセスに馴れて
必要な能力を手に入れて
成果が見えるようになるまで
忍耐の一字です
新しい業務プロセスに馴れても
やはり昔が良かったという言葉は
出てきます
3年で改革ができると
思っていましたが
5年の月日がかかりました
やはり人事はゆっくりと
時間をかけて進めることが
大事であると痛感します
しかし
このときの経験がコンサルの
最高の知恵として得られた
ことはラッキーです
困難に挑戦することは
それと同等かそれ以上の
宝を手にすることができます
ただし
人事はくれぐれも慎重に
時間をかけて進めることが
大切です
そうすれば社員さんは
笛を吹けば踊ってくれます
旗を振れば
全速力で走ってくれます
経営者様に必要な資質が
あるとすれば
忍耐力かもしれません
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます