SEMICON JAPAN 2022 岸田総理の挨拶・コメの強靭化-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが初めの一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
SEMICON JAPANは
半導体製造装置・材料の
国際展示会です
令和4年12月14日に
岸田総理が出席され開会式の
挨拶をされました
そこで
半導体はデジタル化・脱炭素化・
経済安全保障の確保などを支える
キーテクノロジーと
そして
経済構造の強靭化(きょうじんか)を
進めると言われました
岸田総理の発言の中で
円安メリットをいかす
とも言われています
もともと半導体市場は日本が
独壇場の状況でした
1990年前後は日本が売上の
世界ランキングで上位を
席巻していました
ところが
バブルがはじけて日本の
人件費コスト高で価格競争に
勝てなくなったのです
ですから
円安だからそれを利用して
半導体に再挑戦するというのも
どうだろうかと思います
それよりも
経済構造の強靭化と
言われているように
経営構造の強靭化のために
必要だと思います
コロナ禍において
マスクがないという
大騒ぎがありました
今は懐かしい
アベノマスクも登場しました
マスクを生産する工場がない
という状況です
コロナは弱体化して
今なお増加しています
でも
マスクは十分に
いき渡るようになりました
マスクは命を守るものです
利益をあげるためにすべて
海外生産では危ないです
半導体はかつて産業のコメと
言われていました
その半導体が手に入らずに
自動車産業・家電産業などは
1年待ちもザラにあります
安い理由で海外から産業のコメを
購入した結果
国内の半導体メーカーは潰れて
いきました
企業は値段が高くても
サプライチェーンを維持する
必要があります
それが
経営構造を強靭化することに
つながると考えます
モノが揃わなければ
商売自体ができないのです
経営構造の強靭化も
さることながら
食料供給の強靭化を
調べてみました
ウクライナ戦争で
食料が入ってこなくなる
可能性があります
自国の食料が不足すれば
他国へどうぞということも
なくなります
そうした場合に
日本の食料自給率を
調べてみました
カロリーベースでの
自給率です
農林水産省のデータからです
2019年で
アメリカは121%の自給率
カナダは233%です
フランスは131%の自給率
オーストラリアは169%です
先進国では60%以上が多いです
さて日本ですが
日本の2021年の自給率は
38%です
これは戦争が起こると
日本人の62%は餓死する
ということでしょうか
そもそも日本は
私が生まれた1961年では
自給率が78%もありました
ところが
年を経過するにつれて減少し
現在は38%です
うーん国は何を考えているのか?
有事の際に日本人は本当に食えなく
なります
やっぱり
産業のコメも大事ですが
本物のコメを強靭化した方が
良いのではないでしょうか
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます