借入金の返済原資は利益からのみと考えよう2022.12.14-企業の知恵袋

福山市の経営コンサルタント

ビジョン実現パートナーの

大立稔（おおたちみのる）です

何百社と会社の経営を

みてきました

その中で会社が倒産する

原因は資金不足という

1点につきます

資金繰りがつまることが

会社倒産の理由です

資金不足に陥らないためには

常に資金を管理する

必要があります

資金が不足することを

防ぎ

資金が調達できる体制を

維持することが

企業の永続発展のコツです

資金不足になる最大の

原因は

赤字経営があげられます

赤字経営の理由には

1.経営戦略の不勉強症

2.承認欲求過大症

3.節税固執症

4.赤字経営不感症

5.設備投資過大症

以上は多くの会社が

窮地に陥った理由です

それぞれの理由は複合して

いることもあります

今日はこの中でも

設備投資の考え方を

お伝えいたします

設備投資をするときには

資金が必要になります

この資金の調達と使い方を

お伝えします

ポイントは

財布が許す限りの範囲で

投資をすることが大事です

中途半端な投資で失敗

することがあります

最初から完璧な形を

作ろうとして失敗する

こともあります

いずれにしても

財布の許す限りの範囲内で

投資をすることです

では

財布が許す範囲とは

何か？

経常利益の範囲内で

返済が可能な投資です

世の中には社長がチャンスと

思える投資機会が山ほど

あります

経営戦略の勉強不足の場合

投資の話がきた順番に機会と

見てかたっぱしから投資して

しまいます

お金はいくらあっても

足りません

一般的に

考えられるのは

返済資金をキャッシュフローに

求めることです

いろいろな本にも

そう書いてあります

ところが

キャッシュフローは

当期利益＋減価償却費です

減価償却費部分は将来の

設備更新（せつびこうしん）の

費用として資金を貯めていく

必要があります

設備更新

設備が古くなり買替を

すること

そうしないと次期設備更新は

オール借金で賄う事になります

いつまでたっても自己資金で

更新することができません

しかし

借入返済を利益で行えば

次期設備更新は借入する

必要がなくなります

減価償却が設備更新資金を

積み立てて行くことに

なります

考え方ひとつで経営は

変わります

いざといった時に

資金が潤沢になります

利益の範囲内で投資を

することをお勧めします

全国の中小零細企業が

幸せになり

社員が幸せになり

地域が幸せになりますように