思考なくして行動なし・行動なくして成果は出ない-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
私の世代の学校教育は
1つの解答を探そうとする
教育方針です
学生時代に
あまり勉強をしなかった
私でさえ一つの正解を
求める習慣に苦しみました
どんな時に苦しんだか?
経営で困ったときに
正解を探そうとすることです
今の自分にとって最良の手
というわけでなく
黄金の方程式を探します
ある事を進めるために
最初に何かをして
その時に問題が発生したら
どう対処をしようかと
悶々として考えます
未来には
何が待っているかは
神のみぞ知ることです
例えば
今日の経営相談事例です
決算書をTKCBAST指標と
比較してみるとあることが
浮かび上がりました
同業他社と比べると
粗利率と粗利額が高い
ところが
人数が同業他社の
2倍あります
もちろん
人件費は2倍以上です
ここで仮説を立てます
粗利率が高いということは
ひょっとして小口商品が多い?
小口商品でよく売れる物を
扱っているから
販売の手間がかかり過ぎ?
ゆえに
人間の数が多く
人件費が2倍以上?
社長さん
ひょっとして
小口の商品を数多く
扱っていませんか?
その通りです
小口商品を減らせとは
言っているのですが
なるほど成果は
戦略 × 実行力で
あらわせます
なるほど
とすると実行力の問題に
なりそうです
人を動かすのは
得意でないです
悩んでいます
というのも
社員が担当している商品を
切ると社員は辞めます
なるほど
社員さんが一人でも辞めると
会社の戦力に大きなダメージ
がありますね
経営を見直すための
時間が必要になりそうですね
はい
でも時間が取れないんです
ではどうすればよいですか?
何かこれは
といった商品があれば
いいのですが
これといった商品があれば
よさそうですね
今のままで見つかりそうですか?
いいえ
考える時間がないと無理です
時間を先に作るというのは
どうでしょうか
無理です
ではどうしたらいいですか?
これはという
商品がないと無理です
心が弱くなっていくと
なにもかもが悪い方向へ
向かう気がします
私もかつては
自分の弱みに怯える
ことがありました
そのときに自分に
言い聞かせる言葉が
あります
身を捨ててこそ
浮かぶ瀬もあれ
山より大きい
イノシシはいない
決断は成功確率30%で
やることである
もうだめだというときからが
経営の始まりである
脱・完璧主義
完璧を求めず
まずやってみて
どんなフィードバックが
返ってくるかを確かめる
そのフィードバックが
真の価値ある経営情報に
なります
1つのシナリオを完璧に
行うのではなく
まず行動してフィード
バック情報を得よう
そのフィードバック情報
から次の一手を考えると
成果が出やすいです