やりたいことVSやるべきこと・どちらが大事?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが初めの一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
経営者は会社の方向を
決める人です
まだ会社の方向性が
はっきりしていない
という声も聞こえそうです
えっ
やりたいこともまだ
決まっていないという
声もありそうです
やりたいことは山ほど
あるという声も多く
あることでしょう
やりたいことは
人間の持つ欲求です
欲求は人間の行動を
駆り立てます
その分
意識はそこへ流れて
行きがちになります
しかし
経営者の能力とは
成果をあげる能力です
成果をあげるためには
やるべきことを考えることが
成功の秘訣です
いかに有能であっても
やるべきことを考えないと
成果をあげることはできません
アメリカの経営者
ジャック・ウェルチ氏の
例をお話しします
彼は
1981年4月~2001年9月まで
GE社のCEOを務めました
GE社(ゼネラル・エレクトリック)
CEO(シーイーオー)
経営方針の決定や事業戦略の策定に
責任を持つ最高経営責任者の事です
ジャック・ウェルチ氏が
CEOに就任したときに
やりたかったことがあります
それは事業の海外展開です
しかしそれは
今やるべき優先課題では
ありませんでした
彼が知った今やるべきこと
つまり
優先課題は別にありました
それは
いかに利益があがっても世界で
1位あるいは2位になる価値の
ない事業からは手を引くことです
彼はドラッカーの信望者です
彼の残した言葉に
「選択と集中」があります
選択と集中により彼は
「経営の神様」と呼ばれる
ようになります
ドラッカー先生は成果を
あげるにはいくつか簡単なことを
行うだけでよいと言われています
その簡単なことのうちの
ひとつに「やるべきこと」を
優先するということがあります
経営者の役割は成果をあげる
ことです
やるべき事は成果をあげる
ために優先的に着手すべき
課題のことです
それが
経営者のやるべきことと
なります
しかし
やるべきことは常に複数
あります
そのために
大事なコツがあります
同時に複数のことをやっては
いけないということです
成果をあがるには手を広げては
いけないのです
1つのことに集中する必要が
あります
ランチェスター経営の
竹田陽一先生は
各個撃破と言われています
ひとつの課題に集中して
撃破した後に次の課題に
移るのです
同時並行的に物事を行っても
結局何も成しえないことに
なります
会社の成長が止まった
閉塞感を感じた時には
点検してみてください
きっと
突破口が見えてきます
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます