中小零細企業の自己資本比率が低い本当の理由は?-企業の知恵袋
福山市の経営コンサルタント
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
会社が倒産しにくい仕組み
を作るためのお話をします
会社が倒産しにくい体質を
作ることが大切です
倒産しにくい体質は
自己資本比率を向上させる
ことで作ることができます
自己資本比率は
自己資本÷総資産×100で
計算できます
一般的に
この数値が40%を超えると
倒産しにくい会社になると
言われています
中小零細企業の自己資本に率が
少ない理由が2つあります
一つ目は
中小零細企業は業界への
新規参入組が多いという
ことです
そうなると
業界には古参でシェアの
大きい会社がいるからです
開業したては
知名度もなく固定客も
いません
当然に
利益がなかなか出にくい
体質になっています
優良固定客を持つまでに
長年の時間がかかります
特に建設業では
元請にはなかなかなれず
下請工事が多くなります
下請けは
元請会社がマージンを
取った後の価格で工事を
やらなければなりません
徳川家康は言います
百姓は生かさず殺さずと
江戸時代の人口は
武士 7%
農民 85%
町民 5%
の割合です
農民の人口が圧倒的に
多いわけです
この農民が少しでも力を
持ち連帯すると幕府の
転覆の脅威になります
当然に支配する少数派の
武士は農民に武器を持つ
ゆとりは与えたくありません
だから生かさず殺さずと
なります
現代においてもその原理は
通じます
自社の下請けが
上手に経営して自分を
追い越さないようにしたい
のは当然です
また
自社の利益を多くするには
下請けを叩くことが利益の
出所となります
1次下請けで有れば
それなりに
安定はできるでしょう
それが
2次下請け
3次下請けでは
ほとんど利益は出ません
自己資本を築く材料は
税引後利益です
利益10から税金3を引いた
後の税引後利益です
この税引き後利益が
利益剰余金の元になります
しかし
中小零細企業は業界の
大手に圧迫を受ける
宿命にあります
その宿命打開のためにも
経営戦略の学習をする
必要があります
学習すれば
突破口はいくらでも
あります
でも
それを知らないと
手の打ちようが
ありません
経営戦略の学習をする
必要があります
それが
一生の宝になります
2つ目の
大きな理由がありますが
それは次回にしましょう