会社を守る防波堤の作り方-企業の知恵袋
福山市の経営コンサルタント
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
会社が倒産しにくい仕組み
を作るためのお話をします
会社にお金がいくらあるか
はとても大事なこと
ですが
自己資本比率がいくらかも
大事な指標です
会社の決算書に
貸借対照表という書類
があります
これは左側の資産の部には
自社の財産を載せています
資産の部の総合計が
自社のプラスの財産合計
となります
では
その資産はどこから
調達してきた資金で
購入したのでしょうか?
これは
右側の負債と純資産という
項目からお金を調達して
きています
調達を簡単に説明すると
①借金で調達したお金
純資産の中の
②資本金等の出資を受けたお金
③毎年コツコツ利益を貯めたお金
①~③のお金で
今ある資産を購入しています
お金も含めてです
この調達したお金のうち
返す必要のある資金
を他人資本と言います
返す必要のない資金を
自己資本と言います
会社が倒産するときは
お金が切れた時です
まさに
お金の切れ目が縁の
切れ目になります
市場から退場する
ことになります
お金を減らさないように
するためには他人資本を
小さくする必要があります
しかし借金の返済は
自社のお金を確実に
減らしていきます
では
減少するお金を食い止める
ためにはどうすればよいか?
借金の返済で減少するお金と
同額以上の税引後利益を増やす
ことが大事です
ここはとても
重要なところです
利益がトントンであれば
借金返済額分のお金だけが
減少します
そこで資金ショートする
ようであれば借金返済を
止める必要があります
止めなければアウトです
今は
特例リスケなど金融支援が
ありますので税理士さんに
相談してください
止めた方がいいですよ
と言われたらサッサと
返済をストップすることです
このように
漠然と資金繰りを考えて
いますと経営は続きません
借金が多すぎると
何かの折に不具合を
起こすことがあります
ゆえに
自己資本を増やすことが
大事です
ちなみに
この自己資本を増やす
指標としては
自己資本比率があります
また
次回お話しします