会社の財政状態は表面からは分かりません-企業の知恵袋
福山市の経営コンサルタント
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
世の中で
最近は想定外のことが
多く起こります
特に100年に一度の
災害を耳にします
会社経営も
例外ではありません
コロナ感染症で多くの
会社が大打撃を受けて
います
政府の金融支援がなければ
多くの中小企業は倒産して
いたことでしょう
これから
コロナ資金の返済が
始まります
コロナ資金の返済が
重くのしかかってきます
こんな事態は予測が
できなかったか?
おそらく
予測できる人は
そうはいなかったでしょう
では
これからの会社経営を
どう考えればよいか?
ドラッカー先生は
すでに予見されて
います
会社の利益は
会社存続費用です
何かあっても
生きていくための
生存費用です
会社は利益を蓄積して
自己資本を厚く
しなければなりません
では、自己資本とは
なんぞや
決算書の貸借対照表を
見てみるとわかります
自己資本とは
純資産の部の合計を
言います
純資産は
プラスの財産である資産から
マイナスの財産を控除した金額です
例えば
ある2人が1億円の家を
持っているとします
どちらも
周りからすごいなー
という声を聞いている
ことでしょう
2人のうちAさんは
住宅ローンが9千万円
あるとします
Aさんの正味の財産は
自宅1億円-9千万円で
1千万円となります
Aさんの正味財産は
1億円ではなく
1千万円となります
今後の返済が大変そう
ですね
かたや
Bさんは無借金です
そうすると
Bさんの正味の財産は
自宅1億円-0ですので
1億円になります
このように
表面的に立派な自宅が
あっても財産状態をみると
大きな差があります
会社の財政状態は
資産の大きさではなく
正味財産で決まります
では
この自己資本を
増やすにはどうすれば
よいでしょうか?
ひとつは
資本金・資本剰余金(資本金等)
を増やす方法です
これは
資本金を増資します
もう一つは
利益剰余金を増やす
方法です
次回はもう少し
詳しくお話しします