行き詰まったらいつもと違うことをしてみよう-企業の知恵袋
福山市の経営コンサルタント
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
人間は
1つの事を考えると
行き詰ってしまう
ことがあります
行き詰まるとは
新明解国語辞典に
よりますと
道が無くて先へ
行けなくなる
交渉・仕事などがうまく
進まず動きがとれなくなること
とあります
あるクライアントは
教育マニュアル
を作ることにしました
教育マニュアルは外から
買うものではありません
会社ごとに強みは
異なるからです
強みを強化するには
外部購入のひな型では
対応できません
社長の社員に対する
要求事項を入れる
必要があります
自社の強みを
際立たせる項目を
入れましょう
ある会社さんが
マニュアル作りに
挑戦されました
結果をお聞きしました
3行書くだけで精一杯
でしたとのこと
これは笑い事では
ありません
恐らく誰がやっても
同じ結果になりそうです
マニュアル作りの
手順を言いますと
まずマニュアルの項目を
頭から絞り出します
次にその項目から
発生する小項目を
記録します
それから次の項目に
移ります
またまた
その項目を文章化し
小項目をかき出します
書くにも時間が
かかります
これを何回か繰り返すと
だんだん疲れてきます
マニュアル作りの手順
①項目を自らに質問します
②項目を頭から絞り出します
③項目を自ら文章化します
④項目に関連する事項を
自らに質問します
⑤項目に関連する事項を
絞り出します
⑥絞出した項目に関連する事項を
文章化 します
⑤次の項目を自らに質問します
⑥項目を絞り出します
⑥以下繰り返し
これを一人でこなすのは
過酷な作業と言えます
しかし情報は
経営者の頭にあるものです
この時に着眼点があると
効果的にできます
例えば
新入社員に獲得して
もらいたい能力の着眼点は
どんな知識を獲得して
もらいたいか
どんな技能を獲得して
もらいたいか
どんな考え方・態度
姿勢を獲得して欲しいか
これらの
着眼点から項目を
絞ると簡単です
経営パートナーと
一緒に作ると比較的
簡単に出来上がります
質問を順次おこなって
もらうこと
社長の言葉を
文章化してもらうこと
そうすると
社長は質問に答えるだけで
それだけで出来上がります
いとも簡単に
教育マニュアルを作成
できます
教育マニュアルを作らない
まま放っておくと
新人君の実力は上がりません
そして
教えていないことは
やらなくても良い事
という教えにもなります
数年たって
改めて教育をしようと
すると抵抗が発生します
社員にやって欲しい事を
伝えなければ
社員はやりようがありません
ちなみに
自社専用のマニュアルは
合いの手を入れる方法で
1時間半で完成しました
それをもとに教育すれば
新人君の実力は間違いなく
上がるでしょう
ダイヤモンドの原石を
石ころのままにするか
ダイヤに磨き上げるかは
経営者次第になりそうです