平行線の主張の対立を両者大満足にする方法-企業の知恵袋
福山市の経営コンサルタント
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
今日午前中に
クライアントから緊急の
電話がありました
本当は電子帳簿保存法に
ついて書くつもりでしたが
次回にします
ごめんなさい
社員さんが2人
辞めるとのこと
詳しくお話を
お聞きしました
社長さんとしては
辞めて欲しくない
とのことです
しかし
これ以上話し合う余地が
ない状態とのこと
懸け込み寺
救急隊の出動です
とりあえず
社員さんとの面談を
行います
面談を行って思うことは
社員さんがかなり傷ついて
いると感じていることです
過去からの
経営者が取ってきた態度に
ショックを受けています
しかし
それが事実かどうかは
私には分かりません
両者の言いたいことは
山ほどあります
しかし
解釈は1つだけであると
してしまうと
お互いの主張を相手に
認めさせることが目的
となり
揉め事は
1年・10年・100年
千年・万年経っても
平行線です
交わることは
ありません
では
お互いの言い分の
中ごろの
折衷案で済むかといえば
(せっちゅうあん)
これまた
両者不満足で終わります
足して2で割るやり方
で満足することは少ない
かもしれません
ドイツ語に
アウフヘーベンという
言葉があります
新明解国語辞典を
調べます
アウフヘーベン
止揚(しよう)
と書いています
矛盾・対立する概念を
矛盾・対立を残しながら
1つに統一すること
うーん
難しいですね
ネットで調べました
矛盾するものを更に高い
段階で統一し解決すること
なるほど
そういうことか
私の解釈では
言い方の違いの戦いではなく
もう一歩高い位置
つまりその発言の
目的で話せば
両者とも大満足な
解決になると解釈します
事例で言いますと
ある若い夫婦がいると
します
奥さんが働いていて
だんなに家事を手伝って
欲しいと言います
奥さんは
現代は男も家事をする
ことが正しいと主張
だんなは
うちの家訓は
男子厨房に入らずが
正しいと主張
そのレベルでの
主張大会では
交わりがありません
ところが
それが奥さんの
SOSであったならば
夫婦である限りは
だんなさんは
助けてくれるでしょう
男子が厨房に入る入らないが
正しいかどうかではなく
もう一段高いレベルで
話し合うと良いでしょう
そうすると
WIN―WINの関係に
なりやすいです