マイナスをなくしてから強みをつくろう-企業の知恵袋
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
弱みは放っておいて
強みを伸ばせとは
よく聞く話です
しかし
中小零細企業では大きな
落とし穴になりそうです
強みを伸ばすことに
集中しすぎると
バランスを欠くことが
あります
一般的に
人は相手の足らざる所を
探して目をやりがちです
足らざるの弱みに
人は目を釘付けに
してしまいます
例えば
日本一うまいラーメン
しかしおばさんの親指が
ラーメンのスープに
つかっている
見なきゃいいのに
いったん見てしまうと
食欲が減退します
むかしある喫茶店で
昼食におでん定食を
注文しました
出汁がしみて美味しそう
厚揚げをハシでつまんで
口に持っていく瞬間
たっぷり
出汁のしみていそうな
ゴ〇ブ〇が仰向けに
寝ていました
一瞬凍りつきました
石のように固まって
はてどうしようかと
このまま食べ続ける
わけにはいきません
店員さんに
「あのーこれー」と
指でさすと
店員さんは
あっと気づき
「すぐに取り替えます」
しかしあの生物からも出汁が
しっかり出ています
結局食べないまま
店を出ましたが料金は
キッチリ払いました
それ以後
その店には行きません
まずは
お客様が感じるマイナスを
消す必要があります
集客をしても
そのマイナスを放っておくと
店のマイナス宣伝になります
まずリピート率向上の仕組みを
作った上で集客強化すると
顧客創造は進むでしょう
顧客に嫌われる個所を
残したまま集客することは
穴の開いたバケツに
水を入れていることに
なります
新規顧客を増やしても
増やしても離脱客が多く
顧客基盤は安定しません
中小零細企業は顧客に
嫌われている部分を
くまなく点検しましょう
でも人は
自分が嫌われているとは
認めたくないものです
デール・カーネギー著
「道は開ける」にあります
このままだと最悪どうなるか?
顧客創造には
まずマイナスを探してつぶす
ことが大事です
わざわざ集客して自店の
マイナスをお客にご披露し
拡散することもないでしょう
他人はマイナスを見つける
名人だということを肝に
銘じておきましょう
弱みを強みにしなくても
マイナスから標準的な
レベルにはあげましょう
えっ
自分では分からない?
正しいご意見です
一つの解決法を
お伝えします
まず
マイナスをなくす事を
やり抜くと“決める”こと
次に
自分一人で考えない
的を外しますから
3つ目は
お客様に教えてもらう
4つ目は
教えてもらったことに
反論せず辛抱強く情報を
集める
5つ目
嫌なことを言われても
落ち込まない
ラッキーと思うこと
6つ目
改善項目をリスト化し
優先順位を決めます
7つ目は
部下に実行の合意をとり
全員で協力して行いましょう
8つ目は
実行の結果を毎日会議して
修正をしていく
9つ目は
お客様に感想をお聞きし
参考意見をお聞きします
10個目は解決出来たら
嫌われ項目をもう一度
ゼロから案出しをします
いったんやりきると
視座が高くなるので
前のリストは使いません
後は
1番目から順次やって
いくことです
マイナス項目が解決すると
次はプラス項目に着手です
お客様に好かれるには
期待以上の何かを
やる必要があります
お金も時間もかけずに
そこまでしてくれるの?
と思われる事を探しましょう
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます