会計の中心部分のお話です-企業の知恵袋
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
会計とはいったい
何でしょうか?
会社の財産状態と経営成績を
把握するためのルールです
このルールを
企業会計原則と
呼びます
皆が自分勝手なルールで
帳簿を作成すると
会社の状況は把握できません
ちなみに
会計を行うための
前提が3つあります
ひとつは
会計は会社単位で行うこと
2つ目は
会社は生き続けること
3つ目は
金額で帳簿付けすること
以上の3つの前提があります
これを会計公準と言います
一つ目の会社単位の意味は
社長のふところ具合までは
帳簿つけしなくてよいこと
会社の取引だけを
帳簿つけすれば
いいですよと言うことです
3つ目の
金額で帳簿付けするとは
メートル・温度・アンペアで
測るものは扱いません
さて
2つ目の公準
会社は生き続ける
これを
ゴーイングコンサーンと
言います
ゴーイングコンサーンとは
会社は生き続けるという
意味になります
では
会計の計算はいつやるの?
という疑問が湧きます
ベネチアの商人は
船で航海した都度に
決算をしていました
では
一般の会社は
いつ決算をするのか?
会社がオギャーと
生まれてたたむときに
決算するのでは
何十年もかかります
そこで会社は会計年度を
設けてその期間の
利益計算をします
事業年度とも呼ばれます
こうして
決められた期間の計算が
会計を複雑にしています
会計が分かりにくい原因
それは任意の期間に区切って
計算することにあります
ゆえに
正確な期間損益を計算する
ことが企業会計原則でも
大きな命題になります
各期間の利益を正確に計算
するために減価償却費という
費用処理があります
例えば6年かけて使用する
ベンツを購入した年度に一括で
経費とすると期間利益を
歪めることになります
販売したのはR4年度
だけども
代金が入金したのはR5年度
どちらの年度に売上を
あげるべきか?
そのために
企業会計原則はルールを
たくさん作っています
正しい期間損益計算の
ルールで会社の経営成績を
正しく把握できるように
なります
理念は一つでも
それを遂行するためには
複数の原則が必要になります
例えば1つのミッションを
遂行するためには複数の
行動方針が必要な感じです
以上は会計公準を説明しました
正確な期間利益を算出する
ために会計は見事に複雑化
してしまいましたね
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます