足し算経営とかけ算経営-企業の知恵袋
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
経営には
足し算経営とかけ算経営が
あります
何がどう違うのか
これからは私見で書きます
足し算経営は異種の事業を
次から次へと足して経営です
かけ算経営とは
儲かるビジネスモデルを
かけ算で増やす経営です
足し算経営は
コングロマリット
経営です
コングロマリットとは
業種の異なる事業をもつ
複合企業体のことです
かけ算経営は
金太郎飴経営です
かけ算経営は
最初の1店舗で
圧倒的な利益を出す
ビジネスモデルを作ります
次に誰もが可能な
オペレーションを考え
型決めしていきます
後は横展開することで
圧倒的な利益がかけ算で
噴き出ることになります
しかしながら
人は若く能力があると
自分は何でもできると
思いがちです
こんな言葉があります
いいときに悪い因を作り
悪い時に良い因を作る
いい時に目先のお金稼ぎで
採算性のとれない事業を
取り入れていきます
継続しようとしても
景気悪化時に一気に
業績が悪くなります
一気に複数・異種の事業が
悪化すると
手を打つことができません
悪くなった時には
投資効率の悪い事業
社長の性格に合わない事業を
引き算する必要があります
昔から
中小企業と屏風(びょうぶ)は
広げると倒れると
言われています
広げたものは
最後はたたむことしか
方法がなくなります
私のお勧めは最初の1店舗で
圧倒的な利益を出すことに
集中することです
圧倒的な利益とは
いくらのことか?
私の思う圧倒的利益は
一人当たり経常利益が
他社の1.3倍以上です
あるいは
売上高経常利益率
10%以上です
社員の給料は
他社の110%以上です
誇り高き事業経営を
目指すべきでしょう
あなたは
当期純利益100万円で
次の店舗展開をしますか?
年間100万円の利益では
何かクシャミの拍子に
飛んで行きそうです
広げてはみたがどの拠点も
青色吐息ではとても危険です
もう一度お話しします
お勧めは強力なモデルを
1店舗作ります
後は横展開です
名付けて金太郎飴作戦です
そうすると
どこかの店舗の成功案件が
他店舗に応用できます
どこかの店舗の失敗は
全店舗で回避できます
これがかけ算経営です
社長さんは
最初の店舗開発で集中投資
することが大事です
ここが知恵の出しどころです
知恵は盗む・貰う・買う
方法もあります
誠実で責任感ある
経営パートナーを持ちましょう
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます