来期の予算は総額人件費から組み立てよう-企業の知恵袋
税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが早道です
ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
日本のバブル経済が
はじけて
30年以上たちます
今ほどではありませんが
当時も採用困難な
時代でした
当時は家のプレゼントで
入社を促進するような
採用がありました
採用もバブルです
日本の人件費は
だんだん高くなります
日本の人件費は
世界一高いと
言われるようになりました
バブルがはじけて
企業の付加価値は減少
給料は上昇します
これでは
当然に企業収益を
圧迫します
企業は人件費の圧縮のため
採用を抑え定年退職による
自然減で対応してきました
次に
人を解雇するため
首切りコンサルタントが
出現しました
その後
日本の給料は安いことが
定着してきました
アメリカは日本に
給料を上げろと
要請してきます
でもアメリカは簡単に
雇用を切ってしまい
低迷期の失業率は高い
日本はまだまだ
年功序列的な
色彩が強いです
ゆえに
日本は雇用を守る代わりに
低賃金であるとも解釈できます
その反面
労使の関係が主従的な
傾向が強いです
拡大解釈すれば
お金を払う方が偉いという
観念が強く感じます
ポイントは
そこにある気がします
社長さんが
一国一城の主であれば
家来が貧乏ではいけません
優秀な家来は
他の国に仕官して
いくでしょう
GNH
グロス・ナショナル・ハピネス
国民総幸福量
かつてGNH世界一
であったブータンも
2019年には
156か国中95位
今や経済成長率7.5%
経済が発展し
車もスマホも普及
相互に協力し合う生活の
ときには
幸福度が高かった
生活が便利になり
わざわざ出向かなくても
スマホで済まされる
確かに
個人の経済性はとても
大事なことです
そもそも生活できない
賃金では生存の欲求が
満たされません
みんなで
豊かになる体制を考える
ことが大切でしょう
モチベーションは
目標を協力し合って
達成するところにあります
企業は
利益計画をたてるときに
みんなで豊かになろう
幸せになれる
総額人件費から先に
計画する必要があります
よく利益計画は
欲しい利益から逆算して
決めるんだ
そんな言葉が当り前のように
あります
人件費をコストと
考えれば
そうかもしれません
でも
社員さんは同志として
考えた方が良いと思います
幸せの総額人件費を稼ぐために
一所に頑張ろう
という考え方です
今はひょっとして
少数派の
考え方かもしれません
幸せ総額人件費のため
仕組みで生産性を
あげることが大切です
そして
付加価値が生まれる場所に
人件費投入で業績向上します
あるクライアントさんは
GCH
グロス・カンパニー・ハピネスを
旗印に躍進しています
私も
見習おうと考えています
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます