緑なのに? 不思議な表現について-スタッフブログ
朝晩がようやく涼しくなり、秋のはじまりを感じる季節になりました。
秋といえば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など様々な秋がありますが、皆さんはどのような秋を思い浮かべますか?
私はやっぱり「食欲の秋」です。
今回は「食欲の秋」にちなんで、食材の表現方法の不思議について考えてみました。
皆さんは、ご知合いの方や親戚等に葉物野菜をいただいたとき、どんな言葉でその野菜の感想を伝えますか?
「このほうれん草は葉っぱが青々として美味しそうね~」なんて言葉を使いませんか?
緑色の葉っぱをみて、青々という言葉をなんの疑問もなく使いますよね。
どうして緑色の葉を見て青色というのか?
その理由は、昔の日本の色の表現方法が4つしかなかった事にあります。
昔日本には、赤・青・黒・白しか色の表現方法がありませんでした。
赤い・青い・黒い・白い「~い」と表現出来る色だけですね。緑いなんて言葉無いですよね。
その為、緑色は青色に分類されていたそうです。
昔から今日にいたるまで、日本人は風習的に緑色の野菜や植物が生い茂る様子をみて、青々という言葉を使っているという事らしいです。
ちょっとした雑学でした。