人間の幸せサイズで会社を設計しよう-企業の知恵袋
税理士・社労士
数値ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
数値ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
最近入社した
新人君の背の高さは
183cmです
私の
背の高さは
164cm
何と
19cmの違いです
足は長い
高校時代に
野球部のキャプテンを
していたとのこと
その野球部は
甲子園に
出場したそうです
ともあれ
日本人の背は急激に
伸びていると感じています
そこで気になったのが
家の天井の高さって
どれくらいなのだろうか?
ネットで調べました
建築基準法では
居室の天井高は210cm以上
と決められています
これでは、
新人君の天井までの空間は
わずか27cmです
半端ない
圧迫感が
あるだろうと予想します
つぎに
現在の平均の天井高を
調べました
240cm~250cmとありました
あくまでネット調べですので
皆さんも調べてみてください
ちなみに
古い家の鴨居の高さは
1m76cmだそうです
新人君は
頭をぶつけるというよりは
顔面をぶつけるでしょう
家の設計は
人間のサイズに合わせて
変化していきます
家は人間が
明日への活力をつくる場所
リラックス
くつろぎ
家庭の団欒の場所
だから
人間が生活しやすい
寸法でつくられます
これは
会社をつくる
大きなヒントになるか?
会社は
人間の幸せ寸法に合わせて
組み立てると良いのでは?
社員は
会社の付加価値から
給料が支払われます
その給料の中から
家族の食費・娯楽・勉強代
を支払います
子供が出来たら
綺麗な家に住まわせたい
大学にも行かせてやりたい
子どもが大きくなっても
結婚費用
その他の援助をしてやりたい
社員は給料から税金・社会保険を
天引きされた残りの手取り額から
資金を捻出します
定年後
年金支給があるまで
収入はありません
支給された年金も
わずかです
物価が上がれば
とてもやっていけません
社員は給料の手取り額で
生計を立てています
決して
法外な金額ではありません
ある
大手の会計事務所を
辞めた人から聞いた話です
給与明細もわざわざ見せて
くれました
税務歴25年のベテランの正社員です
総支給額170,000円
手取り額140,000円
人間豊かな生活をしたいものです
しかし
ない袖はふれないのでしょう
大きくなれば
生産性が下がるのかもしれません
ちなみに
会社の人件費が
付加価値額の50%を超えると
倒産に向かうという説があります
付加価値額の50%の範囲で
1人当たりの給与を高くする
設計が必要です
これが
会社組立基準法に
なるかも知れませんね
直接稼ぐ人が1
間接人材が0.5人であれば
1人500万円とすると
500万円×1.5=750万円が
幸せ人件費とすると
付加価値は
750万円の倍の金額
1,500万円と設計することに
1人の人間が
豊に生活できるサイズから
会社を組み立てる方法です
これは物価の変動により変化します
だから常に世の中の変化に敏感に
なることができます
社員の子供が
とーちゃん大学に行かせてくれと
言ったときに
うちの会社じゃ
無理なんだよと言わせたくない
ですよね
普通の社員が天才の仕事をする仕組みと
本人の伸びようとする力
会社の育てる力が幸せのカギですね
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。