社長は大工の棟梁になれ?-企業の知恵袋
税理士・社労士
数値ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
数値ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
私は24歳ころ
税理士の資格受験中に
建築現場でバイトしていました
半年みっちり働いて
半年みっちり勉強を
するためです
私は
建築の素人ですので
気付いたことを
親方に質問すると
「間尺に合わないことを言うな」と
一喝されます
言葉の意味は雰囲気で
理解していたつもりです
間尺は寸法です
ピッタリとした
寸法ではない
意味だったのでしょう
それはそうです
建築では
設計図をつくります
設計図は
数字で
全体構造を示します
各部屋の構造も
寸法で示します
そこへ部品を
はめ込んでいくのです
はじめに
全体像を決めて
細部が決まっていきます
別の方法としては
プレハブ工法があります
一つの部屋の型を
組み合わせて
建物をつくる方法です
これも
立てる前から
寸法は決まっています
フムフム
会社の組立の
ヒントになりそうです
どんな会社でも
社長さんが独立してから
稼ぎ頭となります
自分でもこれぐらい
稼げるのだから
優秀な人はもっと稼げる
そう思う社長さんは
多くいらっしゃる
でしょう
でも
私が30代の頃には
知らなかったことがあります
社長から社員へ伝わる力は
どんなに優秀な社員でも
80%が限界ということです
知らない私は
1人幹部社員を育てその人に
下を教育させていました
1人しっかりと育てれば
後は楽だぞと思っていました
幹部社員が育てた社員は
教えた人の80%止まりですから
80%×80%=64%となります
私は思います
んっおかしい
なぜか
組織の停滞感に
もどかしさを感じる毎日です
新人社員の
実力は
5割~6割程度です
実にもどかしいのです
上司が管理できる
部下の人数は
5~7人という理論もあります
6~7人は私がじかに
教えるべきでした
ちなみに鬼滅の刃では
柱は9人です
柱の実力が
私の望む寸法から
4割も足らないのです
間尺に合いません
そうしたのは誰ですか?
はい、私です
ですから
現在の事務所は社員育成システムを
作っています
もどかしさはありません
社員も
順調に育ってくれています
ときには
ビックリするくらい
伸びる社員もいます
社員が安心して
伸びることができる
仕組み作りが大切です
はじめに設計図があれば
大きく人生が
変わっていたかもしれませんね
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます。