愛すべきゴマすり-企業の知恵袋
税理士・社労士
数値ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたち みのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組み
その構築が大事です
数値ビジョン実現パートナーが
社長様と一緒に
その仕組みをつくります
コンサル先の社長からの相談です
経理部の女性が
越権行為をしています
「先生、どう思いますか」
電話だけの情報で
一方からだけの情報です
きっと何かの事情があるはずです
こういう場合は
十分に時間をとって
事情を詳しくお聞きしたいです
とは言え
以前の私はおこりんぼでした
カチンとくる言葉あれば
すぐに対抗していました
そうすると
相手のご機嫌は悪くなります
この世は感情で動いています
感情がすべてです
でも私は逆をやっていました
誰が言ったかで
左右される日本はダメだ
何を言ったかの
内容で判断すべきだ
日本には
正しいことをキチンと
言える人がいない
言わなければならないこは
言うべき
言って嫌われるなら
それも本望だ
むしろ嫌われる
勇気を持とう
そんなことを考えてました
ゆえに
世に言うゴマすり
こんな人が
あまり好きでは
ありませんでした
ゴマすりは媚びへつらって
自分の利益をはかる人です
社長に伝える事を
ちゃんと伝えないと
コンサルではないと考えてました
私はいつしか
説教コンサルタントに
なりかけていました
コンサルは言葉により
業績を上げる人
その言葉を
聴いてもらわないと
業績はあがりません
世の中は
感情で動いています
社長様に嫌われたら
そこで終了です
いろいろやってみました
自分を変えるために
ありがとうの言葉を
毎日1000回唱える
笑顔の練習をする
心理学を学ぶ
その他いろいろ試してみました
一番やって良かったことは
嫌いな相手を好きになることです
自分から
相手に好かれる努力を
することです
気持ちの良い挨拶
褒める
感謝する
練習します
1日何回するか
何時にねぎらいの言葉
何時に感謝の言葉
社員に対して計画的に
やりました
臨機応変にできませんので
1日目
社員は仏頂面のまま変化なし
3日目に
何とか反応あり
5日目
笑いながら反応あり
この繰返しを1年間やりました
今は屈託のない
笑顔で反応してくれます
これを
コンサルに活用しました
間違いだと感じても
即座に指摘しません
気づいていただくように
お話をすることにしています
意見を否定するのではなく
ニコニコしながら笑顔で対応します
心の中では
これは媚びへつらいか?
葛藤はありました
でも3カ月もすれば
習慣となり
それが当たり前となりました
これで私の人生は大きく
変化しました
いま私が思うこと
誰が言ったかの誰にならないと
人は動かないということです
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます