数字をつくるもの-企業の知恵袋
税理士・社労士・数値ビジョン実現パートナーの
大立稔です
いきなりですが
会社経営で大事なものですが
それはお金です
ですが、お金を生み出すのは人です
車、設備が勝手には働きません
全て人が関わります
お金の管理は利益と資金繰りが大事
利益は野球に例えられ
資金繰りはボクシングに例えられます
野球の勝負は最後に逆転ができます
ボクシングでノックアウトになると
試合終了です
社長様は売上が気になる
利益が気になる
銀行借入枠が気になる
枕を高くして眠れるのは
資金繰りが安定しているとき
利益がきちんと出ている時ですよね
ところが
その利益・資金を作るのは人だから
社長様の頭は人の悩みで一杯になりますね
言った通りにさえ動いてくれたら
きっと会社はうまくいくことでしょう
でもそうは動きません
何でこれがわからないのか
こんな簡単な事が
何べん言わせるのか
社長様にはストレスが溜まります
イライラがつのります
会社を良くする思いが強いほど
いつしか
会社の方針違反者に目が向き
ついに方針違反者を懲らしめる
懲らしめられたい人は
誰一人としていない
いつしかあたり障りの発言となります
集団脳による困難突破はできない
誰も会社が良くなる意見を言わない
愛社精神のあるヤツはいない
実は
私の事務所がそんな状況でした
空中分解するかもと感じました
そこで
考えたことがあります
組織の仕組が悪い
組織の仕組は鵜匠(うしょう)経営
鵜飼の鵜のごとく
従業員の能力だより
小さな事務所に簡単には
優秀な人材は来ないのです
従業員の能力アップをやります
従業員の能力アップは手間ひまが必要
それを個人の自己啓発に頼る
当然に簡単には能力は上がらない
外部の講習に出す
勉強費用を出す
焦ればなおうまくいかないものです
僕も勉強しました
ドラッカーの本を50回読みました
答がありました
凡人を天才にするのではない
「凡人に天才の仕事をさせる」と
こうも書いていました
人とコミュニケーションをとるのに
「15分もあれば十分」とは傲慢すぎるとも
数字を作るのは人
その人に天才の仕事をさせるもの
それが「仕組」だと気づきました