お金のけじめを大切に-企業の知恵袋
税理士・社労士・ビジョン実現パートナーの
大立稔です(おおたち みのる)
会社を経営するうえで
お金はとても大事です。
経営者で金なし、人なしの状態から
会社を始められた方は
多くいらっしゃいます
一国一城の主になるという
夢もあるでしょう
誰にも干渉されず
独立独歩の経営を行いたい
納得できない業界のルールを
打破したい
経済的に豊かに成りたい
さまざまな願望をお持ちと
推察いたします
しかし
経営は難しいと言われて久しいです
どれくらい難しいか?
会社の生存率を見てみます
起業後10年で70%の生存率
20年で50%の生存率です
(中小企業白書)
ある程度の生存率はあります
しかし
生存して黒字を出せるかは
別の問題です。
赤字のままですと
いつかは倒産します。
さて
生存する会社の何割が黒字を
出しているでしょうか?
国税庁の2020年公表データでは
黒字法人の割合は33.4%です
赤字法人の割合は、66.6%で
7割近くが赤字となっています
私の感覚では8割ではと
感じています
8割の状態は
既に常識といえる世界です
常識的な8割の会社が赤字で
2割の非常識な会社が黒字?
常識的な経営をやっていると
赤字に巻き込まれそうです
非常識な経営が黒字を生む
そのように考えると
分かりやすいです
では
非常識な経営とは何でしょうか?
私が考えるに
「凡事徹底」です
何だ
常識的なことではないかという声が
聞こえてきそうです
でも
凡事徹底ができていない会社は
意外と多いと感じます
凡事徹底は当り前のことだと
思われるでしょうが
できている会社は意外に少ないです。
「凡事徹底」が、できてない会社が常識
「凡事徹底」ができていることが
すなわち非常識となります。
家業から企業への突破するには、
信用を大切にする・誠実な仕事をする
・固有技術を磨く凡事徹底が大切です
整理整頓をしっかり行う
ムダ・ムラ・ムリの排除
損益管理をきちんと行う
公私を明確に区分する
資金繰りを管理する
会社共通のルール作り
まず
お金の管理を行います
自分の使ったお金を管理しましょう
そのお金の支出は
何のために支払ったのでしょうか
お金の出入り管理を
しっかりと行いましょう
お金のけじめをつけることが
大事です