売上が半分になってもやっていける方法?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが飛躍の一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
経営改善は調子が良い時に
やる必要があります
健康であれば健康であるほど
やり易くなります
ある経営コンサルタントは
売上が半分になっても十分に
やっていけるやり方がある
と言われます
ほーっ
何だろうと聞いてみました
売上が半分になったら
従業員を半分にしたらえんじゃ
とのことです
人件費は固定費になり
生産能力が元に戻らなくなる
ことになりそうです
そのコンサルタントの
クライアントは必死になって
人を切ろうとします
仕事がうまく回っているに
もかかわらず
従業員を切って身内でやろう
というやり方です
さて
皆さんはうまくいくと思われる
でしょうか?
結論としては大失敗でした
やり始めの2年間は
ちょうど人を削った分だけの
利益が出るようになりました
ところが従業員の間では
何かイチャモンをつけて
辞めさせられる
そんな空気が漂い始めて
従業員は余分な仕事は
一切やらなくなります
そして
水面下では社長の批判・避難が
雨あられのごとくわいてきます
従業員は休みがちとなり
ギリギリの人数で仕事を回して
最適化を図ろうとしたことが
裏目になります
社長は
現場に出てパートさんの仕事を
しなくてはならない状態です
社員の協力どころか反発で
基本業務自体が回りません
社長は毎日
パートさんの休んだ日の仕事の
穴埋めで大忙しです
経営を改善するための時間が
全く取れない状態になって
しまいました
そのうち
売上はどんどん下がってきます
その後
うちの事務所のコンサルを受ける
ようになられました
現在
社長は戦略の実行の仕事を始め
られました
さすが
社長様です
結果はすぐに現れます
どんどん顧客獲得ができています
社長曰く
自分の考え方が間違っていて
えらい目に逢いましたとのことです
今は
会社の中もいい雰囲気になって
きており
営業に出て頑張りたいと立候補
される方も出てきました
考え方がマイナスだと数字に
はっきりと反映されます
あ~
考え方は恐ろしいものです
経営改善をするつもりが
経営改悪になりました
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます