理想と現実の差が会社の成長ですが、その前に正しく現実を見ていますか?-企業の知恵袋
福山市の税理士・社会保険労務士
ビジョン実現パートナーの
大立稔(おおたちみのる)です
会社の数字は
人がつくるもの
普通の社員が
天才の仕事をする仕組みを
つくることが初めの一歩です
ビジョン実現パートナーが
社長様とご一緒に
仕組みをつくります
経営者は会社の不足を
埋めることが仕事です
ビジョンを描きます
現在からビジョンに達するまでの
道を描きます
ビジョンに向けて出発しても
空回りになることが多いです
ビジョンが問題なのでしょうか
ビジョンを描いても
現実を正しく把握しないと
実現することはできません
現実を正しく見る目が
必要となります
現実世界を正しく見るには
現実を正しく知覚する能力が
必要になります
自社は素晴らしいと認識して
いらっしゃるかもしれません
しかし会社の情報を整理・分析
することで落胆されることも
あります
そこで
人間は現実をどのように
知覚するかをお話します
私たちが「現実」と呼んで
いるものは全て脳の中で
知覚された世界です
まず私たちは
現実世界を五感(六感?)を
通して認識します
以下これを
感覚システムと言います
感覚システムを通して
認識した情報は知識と
価値のフィルターを
通ります
つまり
感覚システムで得た情報が
何であるかが分かり
かつ意味があると認識したものを
人間は知覚します
ここに人は同じ現実を見ても
知覚した世界に違いが出ます
知識量の差により知覚する
現実は人それぞれ違います
価値観の違いによっても
知覚する現実は違います
意味がないと感じた情報は
知覚世界に入る前に消滅
してしまいます
価値観の違いは人の願望に
左右されます
人は自らの願望を果たす
ものに対して価値を感じます
こうして
知識量の違いと価値観の違いは
人の知覚された世界を異にします
私たち人間は知覚されたものしか
知りません
私たちは知覚された世界でしか
生きていません
しかし人と人がうまくやれるのは
世界を同じように知覚していることが
前提となります
しかし現実世界から取得する
情報は違うので知覚された世界が
全く同じということはあり得ません
人と人がうまくやるには
より多くの情報を受けたり
与えたりして人がその知覚を
変える手助けをすることです
私たちが
現実とか客観と呼ぶものは
現実でも客観でもありません
知覚の仕組みは真の現実を
知ることを約束しません
ただこの世の中は
自分の知覚したものが現実で
あると信じているだけです
コロンブス時代の現実は
地球は平らで太陽が地球の
周りを回っていた
それは多くの人々が
そう知覚したからです
野球のボールとストライクは
球審が判断して宣言したものです
知覚された世界は現実世界を
そのときの知識と価値観で
解釈して得た世界です
私たちは
この知覚された世界を
現実のものとして行動します
ゆえに
他人と意見を交わすことは
とても重要なことなのです
それが現実を正しく把握する
能力になります
他人は自分と同じに世界を
知覚していないことを学ぶ
ことが重要です
最後までお読みいただきまして
ありがとうございます