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企業の知恵袋idea

効率と効果のせめぎ合い-企業の知恵袋

税理士・社会保険労務士

ビジョン実現パートナーの

大立稔(おおたち みのる)です

 

 

 

会社の数字は

人がつくるもの

 

普通の社員が

天才の仕事をする仕組みを

つくることが早道です

 

ビジョン実現パートナーが

社長様と一緒に

その仕組みをつくります

 

 

 

 

 

 

 

 

理と情の相克

理屈が勝つか感情が勝つか

の争いです

 

 

 

同じように

効率と効果のせめぎ合いが

組織の中にあります

 

 

 

まずは言葉の意味から

調べてみましょう

 

 

新明解国語辞典です

 

 

 

効率とは

率が高い事・またその率

 

 

 

投入する資源がより少なく

(お金・人・時間)より高い

見返りを得ることです

 

 

 

いわゆる

粗利率が良いというのも

効率の一つでしょう

 

 

 

効果とは

目的通りのよい結果と

あります

 

 

 

何かをやることにより

目的以上の結果を出す

それが効果となります

 

 

 

効率は費用対効果を

意味します

 

 

効果は目指す結果を

上げることを意味します

 

 

 

さて会社の組織は機能に

よって分けられています

 

 

 

各機能は

どのような働きを

するのでしょうか

 

 

 

基本的な機能としては

販売・仕入・生産・財務・

人事の5部門があります

 

 

 

それぞれの部門には

スペシャリストがいて

一流の仕事を目指します

 

 

 

ところが

各機能は職種によって

分かれています

 

 

 

この組織をライン組織と

いいます

 

 

ドラッカー先生はこの

組織の各部門は職人組織と

指摘します

 

 

 

結局

この組織では職人気質な

社員が育っていきます

 

 

 

各機能単位では

効率化を図ることに

精を出します

 

 

 

各機能の社員の技能は

上がりやすくなります

 

 

しかし

機能部門同士との協力が

困難になっていきます

 

 

 

セクショナリズムです

 

 

会社で自部門が最高と

思うようになります

 

 

 

この状態で会社が効果的な

戦略を構築しても各部門の

協力が得られにくくなります

 

 

 

笛吹けど踊らずの状態です

 

 

 

ドラッカー先生曰く

これはライン組織の特性で

あるから必ず発生するとの

ことです

 

 

 

 

 

ドラッカー先生は

そのためにマネジメントを

開発してくれています

 

 

 

 

ドラッカー先生の本は

難解ですが実務に

役立ちます

 

 

 

 

難解過ぎて50回も

読んでみました

 

 

 

現代に通じる答えが

たくさん書いてあります

 

 

 

それも

マニュアルのように

箇条書きで答えがあります

 

 

 

ドラッカー先生の本を読んで

経営コンサルできていると

言っても過言ではありません

 

 

感謝です

 

 

 

 

さて

効果を狙うときには

効率を犠牲にする局面も

あります

 

 

 

ところが

各機能部門の信念が

それを阻止します

 

 

 

総論賛成・各論反対です

 

 

中堅の企業になると

会社の成長を阻害する

要因になります

 

 

 

効果的な手が打てない

社員に動いてもらえない

様々な現象が起きます

 

 

 

経営者は種々の現象を見て

真因と間違やすいです

 

 

 

 

組織が動けば間違いなく

かけ算で業績が上がります

 

 

 

効果的な打ち手を考え

全社一丸で協力して

実行する

 

 

 

これが本当の会社の姿では

ないでしょうか

 

 

ドラッカー先生の教えは

一度は勉強した方が良いと思います

 

 

最後までお読みいただきまして

ありがとうございます

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